ボルダリング上達法その3【足い使い方基本編】
ボルダリングは「足」と「バランス」
ボルダリングは、腕で引くスポーツではなく、足に体重を乗せてバランスを取るスポーツです。
ここでは、初級者が陥りやすい体勢と、楽に登るための足の使い方を解説します。
初級者が陥りやすい体勢
- 足が開いている場合 → 手は身体の中心へ集める
- 両手が開いている場合 → 片足を身体の中心側に置き、バランスを取る
この組み合わせを意識するだけで、体勢はかなり安定します。
足の「高さ」がとても重要

初級者によく見られるのが、
足を必要以上に高いホールドに乗せてしまう体勢です。
足が高すぎると、
- 上半身も引き上げられる
- 脇が開く
- 腕に余計な力が入る
という状態になります。
足の位置を下げてみると?
同じホールドを手で保持したまま、
足を少し低い位置のホールドに移動させると、
- 上半身が自然に下がる
- 脇が閉じる
- 力を使わず楽な体勢になる
という変化が出ます。
初級者のうちは手ばかり意識しがちですが、
「足の高さ」こそが体勢を決める重要なポイントです。

どんなホールドに乗るべき?
- なるべく大きなホールドを選ぶ
- ただし
- 斜めで滑りやすいもの
- 壁から出ていないもの
は注意が必要です
壁からしっかり出ていて、エッジが立っているホールドを探して乗りましょう。


ボルダリングは「爪先」で立つ
クライミングでは、基本的にシューズの爪先を使って立ちます。
代表的な立ち方は次の2つです。

インサイドエッジ
爪先の内側を壁に向ける立ち方。
ボルダリング・クライミングの基本です。
アウトサイドエッジ
爪先の小指側を壁に向ける立ち方。
ダイアゴナル(斜め)や横移動で使います。
※ 内股・がに股など体の特性によって
向き不向きがあるため、使い分けましょう。

なぜ爪先で立つのか?
理由① 小さなスタンスに乗るため(エッジング)
クライミングでは、小さな突起(スタンス)に乗る場面が多くあります。
土踏まずでのベタ置きでは乗れません。
爪先で立つことで、小さなスタンスにも正確に乗ることができます。
そのため、シューズサイズも非常に重要です。
理由② 足・体の向きを変えやすい
地面で方向転換する時、踵を付けたままだと回りにくいですよね。
爪先で立つと、スムーズに向きを変えられます。これは壁に取り付いている時も同じです。
理由③ 足の入れ替えがしやすい
足の入れ替えとは、1つのホールドで左右の足を入れ替えるテクニックです。
手順は以下の通りです。


1,爪先でしっかり立つ
2,入れ替えたい足を、壁に押し当てて、
ホールドに乗っている足の上に置く
3,ホールドに乗っている足を抜く
大きなホールドであれば、少しずつ足をずらして入れ替えることもできます。
まとめ
登り始めた頃は、足を自由に使える課題が多いですが、
初心者から初級者になるにつれて「足限定課題」が増えていきます。
- 足の高さ
- 爪先で立つ意識
- エッジの使い分け
これらを意識して、ぜひ練習してみてください。
ボルダリング上達法その2【ムーブの種類を知ろう 基礎編】です。




