ブログ
初心者の頃から気をつけるケア・コンディショニング
せっかく好きになったクライミング・ボルダリングなのに怪我や痛みで中断をしないといけない。
上達を実感出来てきていたのに故障で登れなくなってしまった
という悩みにぶち当たる方は思いのほか多いものです。
とは言え、初心者のうちは難しい事は意識せずに純粋に登ることを楽しみたい気持ちも大いに理解できます。
今回は怪我をしないために、初心者の時からでも意識が容易な注意点を確認していきましょう。
◆大前提として、怪我をしない事を意識する。
これはどんなスポーツにも言える事ですが、上達の近道は怪我をしない事です。
初心者のうちは、ケガや障害は中上級者のもので自分はそれ程登れないから縁のない事
と考えている方々がいらっしゃる様に見受けます、怪我のリスクを認識していないという方が正確でしょうか。
あらゆるスポーツには特有のリスクがあるものですが、そもそも高所に登るという
クライミング・ボルダリングは高さによるリスクというのは誰にも平等に掛かってきます。
グレードと共に負荷が増えるのも確かですが、そもそも自分にとっての限界にトライするという
性質はこれも皆平等なのです。
怪我をしてから後悔をする前に、初心者のうちからの意識付けをする様にしましょう。
では、最低限どんな点に注意をすれば良いのでしょうか。
◆安全の確保・常に落ちた時の事をイメージする
多くの怪我や障害は頑張り過ぎた結果に伴うことが殆どですが、特に落下による怪我は意識の持ち方次第で
そのリスクにかなりの差が出ます。ボルダリングジムではウォールの下に分厚いマットが一面に
敷いてあるので、高さに慣れてきた初心者さんはついついどこからどう落ちても安全だと思い込みがちです。
マットはあくまで安全補助のためにあるもので、完璧な安全を保証をするものではありません
常にランディング場所を意識して両足から着地する事が大切です。
背中、お尻、腰からの着地、落下の際に手をついて落ちている様では怪我はいつ起こってもおかしくはありません。
いま手を離したら・足を踏み外したらどうなるか…
手を出して次のホールドが取れなかったらどうなるか…
マットを過信することなく、着地の姿勢を常に意識するクセをつける事が大切です。
登る前に着地場所にも目を向けましょう、基本的にジムの課題はマットに落下するように設定してありますが
マット上に人が居ないか、チョークバッグやブラシが置いてないか等、接触に伴い着地を誤る事もあります。
◆身体が冷えている状態で全力を出さない
ジムについたら、簡単にストレッチをして易しめの課題を数本登り、そこから本気トライ開始…
練習として効果的でない上にこれも危険な登り方と言えます。
十分に温まっていない筋肉は硬く柔軟性を欠き怪我を誘発しやすい状態です
初心者のうちは登りながらのウォーミングアップというのも難しいと思われますので
ダイナミックストレッチを中心として身体を温めましょう。
また、休憩取った際も身体が冷えがちですので休憩中も軽く身体を動かす
再開する際にも全開トライから始めない等を心掛けましょう。
◆不要にトライ回数を積み重ねない
反復練習がダメという事ではありません。諦めずトライをするのが
上達に有効な事は誰もが同意出来ると思いますが、上で述べたように自分のレベルによらず
ボルダリングは自分の限界にトライする事が容易に成立します。
これはボルダリングの最大の魅力でもあり、我々クライマーはそれに魅かれ
日々限界を探るべく鍛練をしている様なものです。。。こうした思いを語りだすとついつい
話が逸れそうになりますが、そこに落とし穴があります。
限界にトライしているという事はそれだけ身体に負荷を掛けているため、過度なトライは怪我・故障を招きます。
登れない悔しさから何度も同じ課題のトライを重ねてしまう、誰しも経験があると思います。
課題によっては身体のどこかに特に負荷が掛かるというものもあるでしょう
集中して極力少ないトライで登る、時にはトライ数を制限するというのもポイントです。
もちろん、怪我や故障も覚悟の上で全身全霊を捧げる様に登る姿勢はそれはそれで美しいとは思いますし
筆者自身そうした経験に心当たりがあったりもします。ですが、長く続けたいのならば
冷静に限界の見極めをするようにしましょう。
以上、文字に起こしてしまえば本当に大した事ではないのですが
ついうっかりと疎かにしてしまいがちな点でもあります。
それもこれもクライミング・ボルダリングの魅力を理解している人ほど、陥りがちな落とし穴とも言えます。
自らをクライマーと認識されている方は、多少の痛みが伴っても辞めようとは思わないでしょう
それがライフスタイルの一部なのですから当然です。
しかしだからこそ、ケアやコンディションの維持にもっと意識を向けましょう。
防げる怪我は多い、故障がなければもっと上達できる
より充実したクライミングライフを送って頂きたいものです。
上達を実感出来てきていたのに故障で登れなくなってしまった
という悩みにぶち当たる方は思いのほか多いものです。
とは言え、初心者のうちは難しい事は意識せずに純粋に登ることを楽しみたい気持ちも大いに理解できます。
今回は怪我をしないために、初心者の時からでも意識が容易な注意点を確認していきましょう。
◆大前提として、怪我をしない事を意識する。
これはどんなスポーツにも言える事ですが、上達の近道は怪我をしない事です。
初心者のうちは、ケガや障害は中上級者のもので自分はそれ程登れないから縁のない事
と考えている方々がいらっしゃる様に見受けます、怪我のリスクを認識していないという方が正確でしょうか。
あらゆるスポーツには特有のリスクがあるものですが、そもそも高所に登るという
クライミング・ボルダリングは高さによるリスクというのは誰にも平等に掛かってきます。
グレードと共に負荷が増えるのも確かですが、そもそも自分にとっての限界にトライするという
性質はこれも皆平等なのです。
怪我をしてから後悔をする前に、初心者のうちからの意識付けをする様にしましょう。
では、最低限どんな点に注意をすれば良いのでしょうか。
◆安全の確保・常に落ちた時の事をイメージする
多くの怪我や障害は頑張り過ぎた結果に伴うことが殆どですが、特に落下による怪我は意識の持ち方次第で
そのリスクにかなりの差が出ます。ボルダリングジムではウォールの下に分厚いマットが一面に
敷いてあるので、高さに慣れてきた初心者さんはついついどこからどう落ちても安全だと思い込みがちです。
マットはあくまで安全補助のためにあるもので、完璧な安全を保証をするものではありません
常にランディング場所を意識して両足から着地する事が大切です。
背中、お尻、腰からの着地、落下の際に手をついて落ちている様では怪我はいつ起こってもおかしくはありません。
いま手を離したら・足を踏み外したらどうなるか…
手を出して次のホールドが取れなかったらどうなるか…
マットを過信することなく、着地の姿勢を常に意識するクセをつける事が大切です。
登る前に着地場所にも目を向けましょう、基本的にジムの課題はマットに落下するように設定してありますが
マット上に人が居ないか、チョークバッグやブラシが置いてないか等、接触に伴い着地を誤る事もあります。
◆身体が冷えている状態で全力を出さない
ジムについたら、簡単にストレッチをして易しめの課題を数本登り、そこから本気トライ開始…
練習として効果的でない上にこれも危険な登り方と言えます。
十分に温まっていない筋肉は硬く柔軟性を欠き怪我を誘発しやすい状態です
初心者のうちは登りながらのウォーミングアップというのも難しいと思われますので
ダイナミックストレッチを中心として身体を温めましょう。
また、休憩取った際も身体が冷えがちですので休憩中も軽く身体を動かす
再開する際にも全開トライから始めない等を心掛けましょう。
◆不要にトライ回数を積み重ねない
反復練習がダメという事ではありません。諦めずトライをするのが
上達に有効な事は誰もが同意出来ると思いますが、上で述べたように自分のレベルによらず
ボルダリングは自分の限界にトライする事が容易に成立します。
これはボルダリングの最大の魅力でもあり、我々クライマーはそれに魅かれ
日々限界を探るべく鍛練をしている様なものです。。。こうした思いを語りだすとついつい
話が逸れそうになりますが、そこに落とし穴があります。
限界にトライしているという事はそれだけ身体に負荷を掛けているため、過度なトライは怪我・故障を招きます。
登れない悔しさから何度も同じ課題のトライを重ねてしまう、誰しも経験があると思います。
課題によっては身体のどこかに特に負荷が掛かるというものもあるでしょう
集中して極力少ないトライで登る、時にはトライ数を制限するというのもポイントです。
もちろん、怪我や故障も覚悟の上で全身全霊を捧げる様に登る姿勢はそれはそれで美しいとは思いますし
筆者自身そうした経験に心当たりがあったりもします。ですが、長く続けたいのならば
冷静に限界の見極めをするようにしましょう。
以上、文字に起こしてしまえば本当に大した事ではないのですが
ついうっかりと疎かにしてしまいがちな点でもあります。
それもこれもクライミング・ボルダリングの魅力を理解している人ほど、陥りがちな落とし穴とも言えます。
自らをクライマーと認識されている方は、多少の痛みが伴っても辞めようとは思わないでしょう
それがライフスタイルの一部なのですから当然です。
しかしだからこそ、ケアやコンディションの維持にもっと意識を向けましょう。
防げる怪我は多い、故障がなければもっと上達できる
より充実したクライミングライフを送って頂きたいものです。