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HOME > ブログ > アーカイブ > シューズ: 2016年10月
ブログ シューズ: 2016年10月
クライミングシューズの選び方その2 (サイズ&タイプ)
目次
トレーニング
● ボルダリング上達法その1 (入門編)
● ボルダリング上達法その2 (バランス編)
● ボルダリング上達法その3 (足の使い方基本編)
● ボルダリング上達法その4 (ムーブの種類を知ろう基本編)
● ボルダリング上達法その5 (足の使い方中級編)
シューズ
● クライミングシューズの選び方その1 (種類)
その弐は、適正サイズやシューズの形状について
前回クライミングシューズはきつく履くものというお話をしましたが、これは爪先に力を集中しやすくするためです。
例えば細かい足場(階段の先端などでも良いです)に、足の指だけで乗ろうと思っても
指が伸びた状態では普通の人は立っていられないと思います。
しっかりと爪先に体重が預けられる様にしようとすると
自然と指が曲がる形を取りたく成る筈です。
つまり一番体重を掛けやすい指の曲がり方をするシューズサイズがその人にとっての適正サイズの目安と言えます。
では足場が小さくなければ指が曲がって無くても良いのかというと、それはその通りなのですが…
クライミングでは地面の様に常に安定した大きな足場を確保出来る事は極めて稀で
あらゆる状況(小さな足場)でも足の力を登る推進力にするため、やはり上述したサイズが基本となります。
(クラックルート等場面によってはこの原則から外れる考え方もありますが、ここでは割愛させて頂きます…)
はじめてのシューズ選びでありがちな緩いサイズを選択してしまうとどうなるかというと、もうお判りですね?
細かな乗りづらい足場に遭遇した途端、足が有効に使えずそのルートの先に進めない…
初級者さんによく見られる光景です。
インドアのジムなどでは易しいルートは比較大きなフットホールドを配置したりすることも多いので
緩く履いていてもこうした点が気になる機会は少なかったりしますが、マイシューズを買う様な
向上心のある人はそうしたレベルで留まるつもりはありませんよね??
ただサイズがキツイ程慣れるまでは痛さもツライですし、緩い方が足指の自由度が上がる分
フットワーク的に優位な点もあります。
その人の足指の力次第では多少緩くても小さなスタンスにも立てたりもしますので
適正サイズはあくまで目安であり好みや考え方によってはサイズの上下をすることも大いにあります。
(フットワークに対してのサイズの考え方についてはこれまた別の機会で纏めたいと思います。)
しかしこの基準を理解しておくことでサイズ選択で失敗する確率は減らす事が出来ると考えますので
ぜひ自分の適正サイズを追及してください。
続いてシューズの形状についてです。
クライミングシューズにも様々な着脱タイプがあることはこれまた前回お話しましたが
それとは別に形状によるタイプもあるのです。
◆フラットorダウントウ
普段履く靴などは基本的に靴の底は平ら(フラット)なものが多いと思いますが
クライミングシューズにもそうした形状のものは沢山あります。
対してシューズを側面から見た際に、爪先が下がっているタイプのものをダウントウと言います。
ダウントウは爪先を引っ掛けて掻き込むという動作が得意、主に傾斜付いた壁で効果を発揮する
クライミングシューズ特有の形状です。程度も様々で、強いダウントウ程そうした性能が顕著に発揮出来ますが
面で踏むような時には逆に使いにくい傾向になります。
特有の形状という事で履き慣れない人にとって痛さも強く履きにくいと感じるかと思います。
◆ストレートorターンイン
これまた一般的な靴は、踵から爪先までが普通は真っすぐになっていると思いますが
シューズを底から見て爪先が親指側に向かって曲がっている形状をターンインと言います。
これは爪先に集中する力をより親指寄りにさらに強めたもので、極小のスタンスにも
しっかりと力を掛ける事が出来ます。しかしダウントウと同じく特有な形状であるため
程度のよっては痛みが強く、デメリットとしてはシューズの小指側(アウトエッジ)が使いにくくなり
色んな足使いを習得すべき初級時にはあまり程度の強いものは向いていません。
さて、前回と合わせてここまででシューズの着脱タイプ・形状による説明を長々として参りました。
長い前置きになりましたが、これを図に纏めると下記のような傾向の分け方・考え方になります。
※あくまでスタッフの個人的見解を含みます、違った考え方も大いにありえます。
これらは着脱タイプと形状によってのみ分類した考え方ですが、他にも性能を左右する材料としては
ソールの種類や厚さ・アッパーの素材・シューズ全体の剛性などがあり
実際はもっと複雑に多種多様なシューズがあります。
自分が重視したいシューズ性能が見えてきたら、これを基に検討頂くのもアリかと思います。
以上、シューズ選びの参考にして頂ければ幸いです。
Ever Free Climbing Gymでも様々なタイプのシューズを取り扱いしております
購入に際してアドバイスを差し上げる事も出来ますのでお悩みの方はお気軽にどうぞ。
トレーニング
● ボルダリング上達法その1 (入門編)
● ボルダリング上達法その2 (バランス編)
● ボルダリング上達法その3 (足の使い方基本編)
● ボルダリング上達法その4 (ムーブの種類を知ろう基本編)
● ボルダリング上達法その5 (足の使い方中級編)
シューズ
● クライミングシューズの選び方その1 (種類)
その弐は、適正サイズやシューズの形状について
前回クライミングシューズはきつく履くものというお話をしましたが、これは爪先に力を集中しやすくするためです。
例えば細かい足場(階段の先端などでも良いです)に、足の指だけで乗ろうと思っても
指が伸びた状態では普通の人は立っていられないと思います。
しっかりと爪先に体重が預けられる様にしようとすると
自然と指が曲がる形を取りたく成る筈です。
つまり一番体重を掛けやすい指の曲がり方をするシューズサイズがその人にとっての適正サイズの目安と言えます。
では足場が小さくなければ指が曲がって無くても良いのかというと、それはその通りなのですが…
クライミングでは地面の様に常に安定した大きな足場を確保出来る事は極めて稀で
あらゆる状況(小さな足場)でも足の力を登る推進力にするため、やはり上述したサイズが基本となります。
(クラックルート等場面によってはこの原則から外れる考え方もありますが、ここでは割愛させて頂きます…)
はじめてのシューズ選びでありがちな緩いサイズを選択してしまうとどうなるかというと、もうお判りですね?
細かな乗りづらい足場に遭遇した途端、足が有効に使えずそのルートの先に進めない…
初級者さんによく見られる光景です。
インドアのジムなどでは易しいルートは比較大きなフットホールドを配置したりすることも多いので
緩く履いていてもこうした点が気になる機会は少なかったりしますが、マイシューズを買う様な
向上心のある人はそうしたレベルで留まるつもりはありませんよね??
ただサイズがキツイ程慣れるまでは痛さもツライですし、緩い方が足指の自由度が上がる分
フットワーク的に優位な点もあります。
その人の足指の力次第では多少緩くても小さなスタンスにも立てたりもしますので
適正サイズはあくまで目安であり好みや考え方によってはサイズの上下をすることも大いにあります。
(フットワークに対してのサイズの考え方についてはこれまた別の機会で纏めたいと思います。)
しかしこの基準を理解しておくことでサイズ選択で失敗する確率は減らす事が出来ると考えますので
ぜひ自分の適正サイズを追及してください。
続いてシューズの形状についてです。
クライミングシューズにも様々な着脱タイプがあることはこれまた前回お話しましたが
それとは別に形状によるタイプもあるのです。
◆フラットorダウントウ
普段履く靴などは基本的に靴の底は平ら(フラット)なものが多いと思いますが
クライミングシューズにもそうした形状のものは沢山あります。
対してシューズを側面から見た際に、爪先が下がっているタイプのものをダウントウと言います。
ダウントウは爪先を引っ掛けて掻き込むという動作が得意、主に傾斜付いた壁で効果を発揮する
クライミングシューズ特有の形状です。程度も様々で、強いダウントウ程そうした性能が顕著に発揮出来ますが
面で踏むような時には逆に使いにくい傾向になります。
特有の形状という事で履き慣れない人にとって痛さも強く履きにくいと感じるかと思います。
◆ストレートorターンイン
これまた一般的な靴は、踵から爪先までが普通は真っすぐになっていると思いますが
シューズを底から見て爪先が親指側に向かって曲がっている形状をターンインと言います。
これは爪先に集中する力をより親指寄りにさらに強めたもので、極小のスタンスにも
しっかりと力を掛ける事が出来ます。しかしダウントウと同じく特有な形状であるため
程度のよっては痛みが強く、デメリットとしてはシューズの小指側(アウトエッジ)が使いにくくなり
色んな足使いを習得すべき初級時にはあまり程度の強いものは向いていません。
さて、前回と合わせてここまででシューズの着脱タイプ・形状による説明を長々として参りました。
長い前置きになりましたが、これを図に纏めると下記のような傾向の分け方・考え方になります。
※あくまでスタッフの個人的見解を含みます、違った考え方も大いにありえます。
これらは着脱タイプと形状によってのみ分類した考え方ですが、他にも性能を左右する材料としては
ソールの種類や厚さ・アッパーの素材・シューズ全体の剛性などがあり
実際はもっと複雑に多種多様なシューズがあります。
自分が重視したいシューズ性能が見えてきたら、これを基に検討頂くのもアリかと思います。
以上、シューズ選びの参考にして頂ければ幸いです。
Ever Free Climbing Gymでも様々なタイプのシューズを取り扱いしております
購入に際してアドバイスを差し上げる事も出来ますのでお悩みの方はお気軽にどうぞ。
(エバーフリー クライミングジム) 2016年10月 5日 16:34
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